つれづれなるままに。

webテストの自動化について備忘録のつもりで書いています

Selenium IDE を使用したテストスクリプトの 次の一手

SeleniumIDEを使ってのテストをある程度の期間行ってくると、自動記録したものをそのまま使い続けるより
再利用や、データの分離、条件分岐などを検討し始めると思います。

それはテストのカバレッジをあげたり、テスト対象の範囲を広げたり、もちろんテスト対象の機能追加もあると思います。

考え方としては、
テストスクリプト自体テキストファイルなので、これを分解してパーツとして扱う方向。
もしくは、データ部分を変数化、もしくはテンプレート化する方向。
また、拡張機能を使って制御構造を導入する方向。
SeleniumRCもしくは Jenkins と組み合わせて、自動実行する方向。
などがあると思います。

気をつけなければならない点は、作り込みを入れれば入れるほど、保守負荷が大きくなるところです。
開発側であれば、その分のコストも載せてあると思いますが、テスト側に開発規模と比例して保守が必要となる
テストスクリプトがあっても、そのコストはなかなか認知されないと思います。

くれぐれも、大きくしすぎないように。。。