SeleniumIDE 2.0
とうとう、Ver 2.0になりました。
基本的には FireFoxのバージョン追随ですが、メジャーバージョンがあがったのは
SeleniumIDEから クロスブラウザに対応した為。
といってもそもそもは FireFoxのプラグインなので、どうやってIE、chromeを動かすのかというと
SeleniumRCを経由する
というもの。流れ的には
- IDEで記録したスクリプトを用意
- SeleniumRCを起動
- IDEに新たに追加された タブ で起動するブラウザを指定
- 実行する
これだけ。簡単。
ただ、完全にブラウザ差がなくなっている訳ではないので、内容によっては修正が必要な箇所も・・・
Selenium自体は Ver.2 で webdriverに対応し、開発サイドは 好みの言語でテストシナリオを記述すればOKですが
開発言語になれていないテストサイドも、これでFireFox以外のブラウザテストができます。
もし、複数回実施する可能性があるのであれば、とりあえず記録して保存しておくと良いと。
で、そのまま定常的に実行する状況になったら、 SeleniumIDEからの実行ではなく
SeleniumRC にパラメータ渡しで実行させるして、タスク登録(Jenkinsさんにお願いも可)すれば定常実行が可能です。
用途が広がります。まあ、その場合、実行結果の確認方法に一工夫必要かも。
それはまた別のお話。